賛同者のメッセージ(3)

  • 国際的な人権基準に照らせば、民族的マイノリティが自らの文化・言語を享有・使用する権利は当然に保障されるべきであり、日本が批准する国際人権諸条約でも、すべての者への教育権が認められています。たとえば、日本政府が1979年に批准した社会権規約第13条では、「この規約の締約国は、教育についてのすべての者の権利を認める」とされています。そしてこの教育権は、同規約2条2項において、「人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治的意見その他の意見(中略)などによるいかなる差別もなしに行使されることを保障する」と規定されています。つまり、朝鮮学校が、日本政府と政治的意見の異なる朝鮮民主主義人民共和国朝鮮総聯とつながりがあったとしても、そのような違いから生じる国家間の外交問題や政治的対立を理由に持ち出して、それらとは何の関係もない朝鮮学校に通う子どもたちを差別することは許されないということです。文科省に対しては、国際人権基準に従い今般の「通知」を撤回したうえで地方自治体に対して朝鮮学校補助金支給の再開・維持・拡充を促す措置を取ること、地方自治体に対しては、朝鮮学校補助金支給の再開・維持・拡充を強く求めます。
  • 政府による民族差別に反対します
  • 知人の勤務する障害児学校に、毎週土曜日に朝鮮学校に通い、ウリマルやウリ文化を学ぶ「重度」の生徒がいると聞いています。朝鮮学校では、障害のある子どもたちも沢山学んでいると聞いています。子ども達の学習の場を奪うのは、大人として最も恥ずべき行為のはずです。
  • 排外主義を煽り、教育権を奪うような通知は即刻中止してほしい。
  • これでは、うまく外交ができない相手国へ圧力をかけるために、この国で生まれ育った子どもたちを差別、迫害するということです。おかしいです。人として恥ずかしいです。
  • 韓国・朝鮮との歴史を直視し、現在日本に生活する「在日」の人たちが何故「在日」なのかを考え、その人たちに向けられた不当な待遇、謂れなき差別に真摯に向き合うべき。子供達は日本で生まれ、日本で生活しながらも韓国人・朝鮮人として祖国の事を学ぶのは当然の権利であり、日本国はその事を支援する義務がある。彼らは日本に居させて貰っているのではなく、むりやり連れて来られた人々の子孫である事を忘れてはならない。お互い自立した人間(韓国・朝鮮人と日本人)として対等に付き合える関係を確立できるようにするのは日本国の責務である。
  • 教育行政が人種差別を行うことは間違っています。むしろ多様性を包摂する社会を築くことを目指すべきです。
  • 教育をうける権利に対する脅威です。また排外主義への迎合です。 「自民党からは北朝鮮拉致問題や核実験を受け、補助を打ち切るよう文科省に求める声が出ていた」との報道もあります。 これら浅はかな議員たちのように、自治体の判断も民族的感情にうごかされる得る情勢である事は明白です。 不当な弾圧する隙をあたえてはいけないと思います。
  • どこの国の子どもも 世界の未来です。
  • 子ども達の教育を受ける権利を、国家間、政府間の諍いや駆け引きの道具に使うことを許してはなりません
  • 異なる民族的出自をもつ子どもが日本社会で自分の存在を肯定的に認め、いきいきと生きられるために民族教育は非常に重要だと思います。これからのよりよい多文化共生社会の実現のためにも、政府として民族教育を尊重し、支援してほしいです。
  • いかなる差別も許容できません。
  • 政府および一部地方自治体の行動に強く抗議します。
  • こうした差別には真っ向から反対します。
  • 同じこの国に暮らす子どもたちに、国自ら差別を持ち込もうとするとは、政治と教育を一緒にしてはならない。
  • ルーツがどこかで補助金を出すか出さないかを決めるなんてそんなはずかしいまねはやめてほしいです。子どもは未来の宝です。どの子にも学ぶ権利はあります。
  • 教育を受ける権利は平等であり、朝鮮学校だけを補助の対象外とすることは差別であり、許されない❗️ただちに、補助を再開すること‼️
  • 朝鮮民主主義人民共和国の政策、あるいは「拉致問題」は、在日朝鮮・韓国人の民族教育の権利と何の関係もありません。文科省がやるべきことは、在日外国人の教育を受ける権利を擁護することです。今回のやり方は、これに逆行するもの、全く許しがたいものです。
  • 今回の地方公共団体に対する介入は、差別の拡散であり、また一方では重大な地方自治への介入でもある。
  • 日本社会にくらすあらゆる人々の自主的な学習・教育権を政府は尊重すべきであり、また政府による地方自治体への不当な介入はゆるされません。政府による排外主義の助長を深く憂慮するものです。
  • 朝鮮学校に対する差別的な政策はやめましょう。共生、協働を推し進めましょう。
  • 朝鮮学校に通う児童生徒には何の罪もありません。政府の対応は、残念です。
  • 教育はコミュニティとともにあるべきものです。
  • 日本政府が主導する日本社会は従来から在日朝鮮人社会に対して民族差別、人権無視の圧迫を執拗に加え続けている。これは人権・平等・自由など現代の人類社会における普遍的価値に対する挑戦であり、このような面における日本社会の後進性・反動性を示すもので、国民の一人として恥じ入るほかない。
  • このような文科省の姿勢は、マイノリティから教育の機会を奪い、ひいては存在すら消滅させようという人権無視につながるもので決して許されません。自ら率先して機会を保障すべきところを逆行しています。
  • 不当な介入に抗議する。朝鮮の方々も、同じ人間、私の友人にも、朝鮮の方がおられます。
  • 彼らはこの日本に同じく居住し、自分や家族そして周囲の人々の幸せを願い、毎日地道にコツコツと暮らしていることに我々と何ら変わりはない。その朝鮮学校の子らに同じような公的な補助を与えるのは当然なこと…(自分のアイデンティティーを保つことも含めて)。少子高齢化の今の日本にあっては、すべての子らはこの国の宝である。一切の差別は行けない。子ども等にいらない傷を残すだけ…。この差別や恨みが後々の反社会的な行動を取る若者を生み出すのではないか。これからの多文化共生社会及び国際協調の流れに、正に逆行する姿勢ではないかと考える。
  • 歴史をまったく無視した暴挙としか言えません。
  • 政府や自治体にさらにがっかりしたくはありません。居住地である日本の社会にできることは、朝鮮学校の子どもたちが健やかに成長するのを応援することであり、狙い撃ちしていじめることではないはずです。
  • レイシズムに立ち向かうのがグローバル時代の一国の政府の使命のはずですが、現在の政府は、レイシズムをむしろ助長しており、今回の通知にもそうした態度がはっきりと反映しています。抗議声明文に賛同します。
  • 定住者の教育権保障は、政府・自治体の責任です。国籍による教育差別は国際人権条約の違反です。文科省による民族教育差別的な通知を速やかに撤回し、在日朝鮮人学校等への補助金を保障し、定住者の教育権を尊重するよう求めます。
  • 声明に心から賛同します。朝鮮学校へのあからさまな差別的な対応はやめるべきです。朝鮮民主主義人民共和国との関係は、外交の問題であって教育の問題ではない。政治的な意図で、子どもたちの学ぶ権利を抑圧することはゆるされない。朝鮮半島出身者とその子孫の人々が、日本の植民地支配の歴史をへて、現在日本に暮らす事実をきちんと国民のなかで理解ができる環境をこそととのえるべきです。これは、日本にくらすすべての人々にとっての重大な問題と考えます。
  • 日本に住み日本の社会の一員として生活していくのだから
  • 日本政府は未来を担う子どもの学ぶ権利を政治の力で踏みにじり、国連から非難されているにも関わらず、北朝鮮への制裁と結びつけ何の罪もない朝鮮学校の子ども達に対する差別を続けていることに深い憤りを感じています。民族の言葉を学び歴史を学び、朝鮮と日本の架け橋となるべく子ども達の自由に学ぶ権利を奪わないでください。平和を願う日本で、決してあってはならない差別的行為を今すぐ止めてください。
  • こうした差別は批准している子どもの権利条約にも反します。政府自らが差別をやめてください。
  • 朝鮮学校を支援こそすれ、排除・差別する国や地方公共団体の姿勢は、実に非人間的であり、人倫と友愛、多文化共生の精神に悖る。
  • 不当な差別に反対
  • 政府は地方自治をより認めるべき、民主主義国家でありつづけたいのであれば。
  • 差別は差別を生む。安倍政権の不当介入に、断固反対する!
  • 子どもたちを選別して、平等に教育を受ける権利を国が奪ってはならない。
  • 不当介入反対
  • 国家による排外行為をやめよ‼️
  • 日本政府のこのようなあからさまな差別的態度、日本人として、恥ずかしい限りです。いえ、憤りを禁じ得ません。
  • 文科大臣の通知は、ヘイトクライムそのものです。ただちに文科大臣通知を撤回されたい。
  • 今回の通知をはじめ、日本政府の朝鮮学校に対する政策は、人種差別主義に基づく”恥ずべき行為”にほかなりません。断固抗議します。
  • 日本で育った子どもたちの存在をもっと大切に考えて締めつけはやめてほしい。
  • 心より賛同の意を表します。一個の人間として冷酷、心なき政府に断固抗議致します。
  • 日本に暮らす子どもたちの教育は任族や国籍が違っても、日本に暮らす大人たちが責任を持って保障しなければなりません。日本政府・地方自治体は特にその責任があります。すべての子どもたちが夢や希望を持って学べるようにしていきましょう。
  • 朝鮮学校の授業等を見学したことがありますが、日本の公教育学校よりずっと「教え込み」が少なく、日本の教育関係法規の趣旨にのっとっている学校だと思いました。
  • 朝鮮学校への一律の介入という解釈であるが、さらに広げてみると他の外国籍学校にも今後の外交などで留意点という名の介入が行われるのではないか、とも。
  • 賛同します。このようなあからさまな差別によって傷つけられる人々の存在はもちろん、それを見てみない振りをすることによってひそかに窒息しているのは誰かを考えねばなりません。日本という空虚な名のもとで幾重にも重ねられた自己欺瞞を一つひとつ引き剥がしていくこと。そうしてそれが無視し、排除してきた様々な存在の前で恥を感じることからしか、これまでとは異なる仕方で日本を想像することができないのは明らかです。